規模縮小(休業等含む)の店舗・事業所や各家庭の火災予防について
更新日:2021年3月31日
規模縮小(休業等含む)の店舗・事業所の火災予防について
新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小している事業所や休業している事業所など、平常時と勤務体制(管理体制)が異なっている事業所に対して、火災予防を呼びかけています。
火気・電気の確認
ガスの元栓の閉鎖、電気配線の状況(ロッカー等に挟まれて過度な荷重が加わっていないかなど)の確認、使用していない電気器具の電源プラグを抜くなど、火気・電気の適正な管理を徹底してください。
放火防止の徹底
店舗や事業所などの施錠を確実に行うとともに、事業所(建物)の周囲にダンボール等の可燃物を放置しないなど、放火防止対策を徹底してください。
避難施設の管理
万が一に備え、避難口、廊下、階段及び通路などの避難施設と防火戸、防火シャッターなどの防火設備が有効に機能するように、次の事項を徹底してください。
- 避難施設には、避難の支障となるような物品を放置しないでください。
- 避難施設の出入り口に設けられている扉等の開閉障害となる物品等を置かないでください。置いてある場合は除去してください。
- 防火設備は、常時閉鎖又は作動できるようその機能を有効に保持するとともに、防火設備に近接して延焼の媒介となる可燃物を放置しないでください。
各家庭の火災予防について
学校の休校や在宅勤務等による生活サイクルの変更となるご家庭は、次の点にご留意いただき火災予防に努めてください。
在宅中の火災予防について
火気の取扱いについて
- コンロ等の火気使用時は、その場を離れず、また、火気周りの整理整頓を徹底してください。
使用中コンロの放置(イメージ)
- たこ足配線、家具等による下敷き、コンセントへのホコリの付着などコンセント周りを今一度ご確認ください。
コンセント周りの危険個所
清掃時の注意事項について
- 家で出たごみは、分別し、指定された日に出してください。また捨てる予定のごみを、家の周りに放置しないでください。
- 農林業者が作業に伴う焼却を除き、庭の掃除などにより出た枯草等の焼却は禁止されています。また、焼却を行う場合は、消防への届出が必要となります。
野焼きは禁止されています(静岡県公式ホームページ)(外部リンク)
焼却による火の拡大(イメージ)
喫煙における注意事項について
- 吸殻はこまめに捨て、灰皿にたばこを置いたままにしないでください。
- 寝たばこを絶対しないでください。
- 在宅時間が増える中、昼間から飲酒する機会も増えることが想定されるため、より一層吸殻の取扱いに注意してください。
飲酒後の寝たばこ(イメージ)
住宅用火災警報器の確認について
- 住宅用火災警報器が適正に作動するか、ボタンを押したりひもを引っ張ったりして確認をしてください。また、ホコリ等が付着している場合は、清掃をしてください。
- 製造から10年を経過した住宅用火災警報器は、電池切れや本体の故障などにより正常に作動しない可能性がありますので、交換を検討してください。
住宅用火災警報器の作動確認(イメージ)
留守中の火災予防について
留守中の対応について
- 家を留守にする場合は、ガスの元栓を閉鎖し、使用しない電気製品の電源プラグを抜いてください。
- 放火防止のため、家の周囲の可燃物は除去し、確実に家の戸締りを行ってください。
可燃物による放火(イメージ)
子どものみ在宅時の注意事項について
- 子どもの手の届くところにマッチやライターを置かない。
- 子どものみで火気を使用する機会を作らないでください。やむを得ず、調理で火気を使用しなければならない場合は、事前に使用方法等の指導を徹底してください。
子どもによる火遊び(イメージ)
広報映像等
住宅防火をテーマとした複数のコンテンツや動画がありますので、以下のページをご覧ください。
やってみよう!防火対策ゲーム
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