消防の広域化
更新日:2022年11月18日
志太消防本部の発足
未曾有の大災害となった東日本大震災は、東南海における大規模地震が危惧される自治体の教訓となりました。国は消防本部の規模を拡大するための指針として、「市町村の消防の広域化に関する基本指針」を告示しました。
この指針では、消防本部の規模は一般的に大きいほど火災などの災害に対応する能力が強化され、また組織の管理や財政上の観点からも望ましく、これからの消防に求められる消防力、組織体制、財政規模などから考えると、管轄する人口については、おおむね30万人以上の規模を一つの目標とすることが適当であるとされています。
このため、焼津市と藤枝市は、住民の生活圏が一体化し、ごみ処理など事務の共同化を実施していることから2市による広域化を推進することとしました。
消防の広域化を行うに当たり「志太2市広域消防推進協議会」を設置し、15項目における具体的な協議を重ね、既存の一部事務組合である「志太広域事務組合」の業務に消防事業を追加することとし、平成25年3月31日に志太消防本部が発足しました。