小学生が放水体験 社会科見学
2024年10月2日、藤枝市青島東小学校の3年生が藤枝消防署を訪れ、消防の仕事や装備、放水体験を通じて消防署の役割やしくみを学びました。
火災件数や消防署の役割
年間の火災発生件数、職員数など最新の情報をパンフレットに記入し、身近な地域で火災が発生していることに児童たちは驚きの表情を見せます。
店舗などの消防設備を確認する立入検査、火災時に消火に使用する消火栓の点検など、訓練や出動以外にも、様々な業務があると説明を聞き、熱心にメモをまとめていました。

消防について質問をする児童
放水や救助隊の装備を体験
社会科見学では、実際に放水を通じて、ホースの重さや大量の水を出すことで反動の大きさを体感します。
炎から保護する防火服を実際に着て、重さや暑さを実感すると児童からは、「夏でもこれ着るなんてすごい」など驚きの声が上がっていました。
救助隊の装備で重量物を上げることができるマット型空気ジャッキは、圧縮空気を使ってマットを膨らめて空間を作ることができる資機材です。
空気ジャッキは数十トンの重量物を上げることができることなど救助隊員の説明を聞き、膨らんだマットの硬さを触ったり乗ったりして体験しました。

放水を体験する児童

空気ジャッキの硬さに驚く
119番通報の手順を確認
119番通報時には、消防指令センターの通信員が住所などを聞くことを紹介。
119番は火事や救急のときに利用する緊急通報番号であること、自宅の住所言えるように覚えておくなど通報時のポイントを紹介しました。
いつもありがとう 労いの言葉
社会科見学を終えた児童からは、「普段経験できないことができて良かった」、「どのような気持ちで火を消すのか」など、事前に消防について勉強をしていたことが伝わりました。
児童からは、「いつもありがとうございます」と隊員に労いの言葉を掛ける姿が多く見られ、職員一同温かい気持ちとなりました。
今後も幼少期からの防火・防災教育を通じ、火災予防を図っていきます。
消防の仕事を学べる動画はこちら(内部リンク・公式YouTube)をご覧ください。
119番通報のかけ方はこちら(内部リンク)をご覧ください。