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コロナ禍でも火災は起きる 火災想定訓練の実施

更新日:2021年3月8日

春季火災予防運動期間の初日となる2021年3月1日(月曜日)に、焼津市中根新田にある医療法人社団綾和会駿河西病院において、火災想定訓練を実施しました。

コロナ禍でも火災は起きる

今回の訓練は、「コロナ禍でも火災は起きる」を合言葉に、感染防止対策を徹底する一方で、可能な限り実践に即した訓練ができないかと、病院及び消防、相互に「新しい訓練方式」を模索し、協議を重ねた結果、シナリオを提示しない火災想定訓練の実施に至りました。
訓練は、二重のマスク着用など制限がかかる中、突発的に敷地内の2棟から連続して発災した想定とし、はしご車2台で屋上や高所から逃げ遅れ者を救出するなど、実践的な内容となりました。
今後も、感染防止対策に留意しながらも、積極的に訓練を実施していきます。

「コロナ」と「火災予防」

今回の訓練に併せて、コロナ禍に潜在する火災危険の再確認を目的に、「コロナ」と「火災予防」という2つのワードを並べて病院の窓に掲示しました。
特に、おうち時間の増加に伴って住宅火災が増加傾向にあります。
全国的に出火原因の上位を占めるたばこ、ストーブや電気機器は、一般の住宅においても想定される出火原因となります。
ご自宅で過ごす時間が増えていますので、今一度、住宅防火についてご確認ください。
特に、住宅用火災警報器は、逃げ遅れを防ぐのに有効な機器となりますので、必ず設置し、設置されている場合には作動確認等により適正に維持管理してください。

はしご車による救出訓練

はしご車による救出訓練

避難者の処置

避難者の処置

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