林野火災に備える　東部方面隊中継放水訓練

2021年2月14日、岡部町三輪地先、高草山ハイキングコース沿いにて林野火災中継放水訓練が行われました。

実施したのは、藤枝市岡部町を主に管轄する藤枝市消防団東部方面隊の隊員45名、高草山中腹にて山林火災が発生したという想定で行われました。

空気が乾燥し、風が強くなるこの時期に山林火災が発生すると、瞬く間に燃え広がり被害が拡大する恐れがあります。

しかし、山間部は消防用水が乏しく、河川や防火水槽から水を確保しなくてはなりません。また消防用水を確保できたとしても、1台の消防車で長距離を送水する能力には限界があります。そこで必要なのが、消防車から消防車に水を繋ぐ『中継送水（放水）』という戦術です。

本訓練では、山の麓から中腹までの距離約900m先の火点に向け、4台の消防車両が連携し、中継送水を実施しました。

※新型コロナウイルス感染防止対策として訓練前の検温及び消毒、マスクの着用を徹底し実施しております。