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スプレー缶の火災に注意してください

更新日:2020年8月27日

なぜ、スプレー缶から爆発(火災)が発生するのか?

スプレー缶は、エアゾール製品のことを指し、私たちの日常生活において頻繁に使用しています。エアゾール製品は、噴射するためにLPG(液化石油ガス)を充てんするのが主流ですが、LPGは非常に燃えやすいので、ガスが滞留した空間では、少しの火花で引火して爆発する危険性があります。私たちの生活に身近で便利なものですが、使用方法を誤ると爆発や火災などの大事故を引き起こす危険があります。

過去の事例紹介

札幌市内 アパマンショップ爆発火災

2018年12月16日(日曜日)、札幌市豊平区の「アパマンショップ」の店舗内で、従業員が換気をしないまま、消臭スプレー缶120本のガス抜き作業を行い、給湯器のスイッチを付けたところ、火花に引火し爆発、店舗が全焼、51人が軽傷、1人が重傷を負った。

愛知県一宮市 繊維加工工場火災

2020年8月5日(水曜日)、男子中学生2人が、工場に置かれたパレットにできたハチの巣を駆除しようと、噴射した殺虫剤に火を付け火炎放射器のように使用したところ、工場に燃え広がり約3400㎡を焼損した。

広島県福山市 トラック爆発火災

2020年8月19日(水曜日)、運転手の20代男性が、密閉した車内で冷却スプレーを身体に30秒ほど噴射した後、タバコに火を付けたところ爆発し、ドアや車体が曲がり、男性は顔にやけどを負った。

スプレー缶火災の予防方法

・車内や室内などの密閉空間でスプレーを大量に使用した際は、必ず喚起をしましょう。

・スプレー缶を廃棄する場合は、必ず中身を使い切り、市が指定するごみの分別区分に従って捨てましょう。

・やむを得ず使い切れずに廃棄する場合は、火気のない通気性の良い屋外で残存ガスがなくなるまで噴射してから捨てましょう。

・本体が高温になると破裂する危険があるため、車内や直射日光のあたる場所、火気等の近くに置かないようにしましょう。

実験映像等へのリンク

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