エアコンの内部洗浄による事故にご注意を
更新日:2020年6月26日
これから本格的な暑さを迎える中で、エアコンや扇風機などの冷房器具を使用する機会が多くなります。
藤枝市・焼津市では、これまでのところエアコンを原因とする火災は発生していませんが、NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)によると、2015年4月から2020年3月までの5年間に263件のエアコンによる製品事故が発生していると報告されています。
263件のうち244件が火災事故となっており、20件が誤った内部洗浄方法によるものとされています。
また、火災事故の244件のうち、53件(約22%)が7月、33件(約14%)が8月に発生しています。
本格的な夏を迎える前に、また、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、エアコンの内部洗浄を自ら行う方は、その方法を誤ると、火災などの事故に至るおそれがあるため、今一度ご注意ください。
エアコンの内部洗浄の事故事例
洗浄時に、内部にスプレーなどの洗浄液が、電気が流れる部品やファンモーターなどに付着し、通電時にトラッキング現象が発生し出火
エアコンの内部洗浄の注意事項
- 火災などの事故や破損防止のために、正しい知識を持った業者への依頼や、購入先の販売店、メーカーのサービス窓口などに相談してください。
- エアコンの内部の洗浄を行う場合、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
- 新型コロナウイルス感染拡大防止のために流通が多くなっている、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどを洗浄に使用しないでください。
その他
エアコンの内部洗浄による事故の注意喚起のほかに、換気扇や扇風機の注意事項についてNITEのページから確認ができます。