電気機器による火災にご用心 大型物品販売店舗に注意喚起
更新日:2020年6月26日
志太消防本部では、2020年6月18日(木曜日)、19日(金曜日)に藤枝・焼津両市内の大型の物品販売店舗にて特別査察を実施しました。
また、管内で延べ面積が1,000平方メートルを超え、建物に収容できる人数が300人以上の物品販売店舗すべてに注意喚起文やリーフレットを交付し、注意喚起を実施しました。
全国的に、火災の原因として「たばこ」、「たき火」、「こんろ」、「放火」などが上位に挙げられる中、「電気機器」が原因となる火災も多く発生しています。
特に、湿気が高まる梅雨の到来とともに「電気配線」に起因する火災が増加傾向にあることから、コンセント周りにホコリが溜まっていないか、物の下敷きになっていないか、コードが束ねたまま使用されていないかなどの確認を併せて実施したものです。
夏季の行楽シーズンを前に、花火などのがん具用煙火や、防災面での備えやバーベキューなどで使用するコンロ用カートリッジボンベなどが店頭で見受けられることが多くなります。
売り場の面積が1,000平方メートルを超える大型の物品販売店舗では、原則それらの持ち込みが禁止されており、消防からの許可を受けることで一定量を陳列することが可能となるため、陳列状況についても確認を行いました。
さらには、緊急事態宣言が解除され1ヶ月が経過し、新たな生活様式が求められ、人の出入りが多くなる中、レイアウト等の変更後も避難通路幅が適正に確保されているか、飛沫防止用のビニールシート付近に火気や熱源がないかなどの確認をし、防火管理体制の更なる強化を図りました。