リチウムイオン電池による火災を防ぐ 正しいごみ出しを
更新日:2023年5月9日
2020年6月16日(火曜日)、志太消防本部では、志太広域事務組合の所管するごみ処理場3施設に対し、特別査察を実施しました。

ごみ収集車による処理
近年、全国的にリチウムイオン電池が可燃ごみに混入することで、ごみ収集車や処理場などで火災が発生していることから、類似火災発生の未然防止の注意喚起と更なる防火体制の強化を目的に実施したものです。

消火用の放水銃
日常生活を営む中で、スマートフォン、タブレット、電子たばこ、ノート型パソコン、デジタルカメラ、携帯充電器など携帯できる電子機器で溢れ、これらの多くにリチウムイオン電池が使用されています。
このリチウムイオン電池は、高容量、高出力、軽量という特徴があり、今や私たちの生活になくてはならない電池と言えますが、処理方法を誤ると、火災が発生する場合があります。
今一度、ごみ出し時の分別についてご確認ください。
リチウムイオン電池による火災
リチウムイオン電池は、中に燃えやすい液体が入っていることもあり、発火リスクが特に高いと言われています。
可燃ごみなどとして、ごみ収集車に積み込まれることで、ごみ収集車内や処理場で押し潰されて発火し、火災に至る恐れがあります。
- リチウムイオン電池等の発火物が原因になる発煙・発火トラブル(公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会)(外部リンク)
- 正しく使って、正しく捨てる~LIB、カセットボンベによるごみ収集車の火災を防ぐ~(NITE:独立行政法人製品評価技術基盤機構)(外部リンク)

ごみ収集車の火災イメージ(データ提供元:NITE)
リチウムイオン電池等の出し方や処分について
各市におけるリチウムイオン電池等の小型充電式電池やボタン電池の出し方や処分については、以下のページからご確認ください。