製品火災にご注意を
更新日:2019年11月29日
電気製品・燃焼機器・自動車等のさまざまな製品の使用により、日常生活が豊かになった一方で、製品の欠陥や誤使用による火災が発生しています。
火災の危険がある製品などのリコール情報は、各製造メーカーのホームページより確認することができます。
総務省消防庁・経済産業省・国土交通省・nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)では、関連する情報を掲載しています。
安心安全な生活を送るため、皆さまが現在使用している製品を適切に維持管理し、定期的にチェックを行いましょう。
関連情報の掲載ページ
国土交通省:自動車の不具合による事故・火災情報(外部リンク)
nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構):製品事故情報・リコール情報(外部リンク)
火災事例
過去に発生した製品火災の例を紹介します。
事例1
素人による電装品の後つけ工事や規格外の改造を行った自動車や二輪車の配線がショートし出火
事例2
純正品でないバッテリーをインターネットで購入し使用していたところ、充電中に過電流となり出火
※事例2と同様の火災について、経済産業省では重大製品事故としてホームページにて注意喚起を実施しています。また、製造メーカーは純正バッテリーの使用を呼び掛けています。
経済産業省:ニュースリリース 2019年8月9日(外部リンク)
その他事例(総務省消防庁のページ)
総務省消防庁から四半期ごと又は年間で製品火災の調査結果が公表されています。
注意事項等
- 海外からの輸入品は、取扱説明書の記載内容の不足により使用方法を誤ることで、火災などの思わぬ事故も発生していますのでご注意ください。
- 使用前に本体表示や取扱説明書を確認し、ない場合は製造元のホームページなどから注意事項等の情報を集めてから使用してください。
- 使用中に異常を感じたら、すぐに使用をやめ、取扱説明書を見たり、メーカーへの問合せ等を行ってください。
- 購入しやた中古品や中古車がリコール製品に該当する場合は、すぐに使用を中止し、製造元へ連絡をしてください。
- LEDヘッドランプなどの電装品を自動車や二輪車へ後付けする場合は、整備士等の専門の知識や技術を持った方に行ってもらってください。
- 電気コンセントに冷蔵庫などのプラグを長時間差したままにしていると、コンセントにほこりが溜まり、そこに湿気を帯びると火災になるおそれがありますので、定期的に確認と清掃をしてください。
- 机やたんすの角で電気コードを踏みつけたまま長時間使用すると、電気コードの中にある線が切れ、コードが過熱し火災になることがりますので、踏みつけないように注意してください。
- テーブルタップでのタコ足配線のより許容電流以上となると、電源コードが過熱し火災になることがありますので注意してください。