気管挿管救命士の充実へ
更新日:2019年6月15日
救急救命士が病院で実習 気管挿管技術の習得
溺水や窒息時などに有効な気管挿管の実習を近隣病院で本年度も開始しました。
気管挿管とは、溺水や窒息など呼吸管理が困難な状況下で、気管内チューブと呼ばれる医療器具を使い気道確保する方法で、高度な技術と専門知識を必要とします。
気管挿管の資格は、医師の管理下で十分な症例を経験した救急救命士に与えられます。
当消防本部の救急救命士で気管挿管ができる救命士は22名おり、毎年数名が実習を行い有資格者の充実を図っています。
気管挿管は溺水や窒息に有効
夏は海や川やプール、冬はお風呂場浴槽内での溺水が多く、また近年高齢者の窒息事案も増えています。その時、気管挿管は大変有効な気道確保の手段の一つです。
当消防本部では今後も様々な事案に適切に対応するため、救急活動訓練や職員教育、外部研修などに積極的に取り組んでまいります。