注意喚起 工事中の防火管理
更新日:2018年7月31日
「注意喚起 工事中の防火管理」
【建築業の皆様へ 志太消防本部からのお願い】
2018年7月26日(木曜日) 午後1時50分頃、東京都多摩市で建築中のオフィスビルから出火し作業員5名が死亡、42名が負傷する火災がありました。
原因は、地下3階で鉄骨の切断作業中、切断の火花が付近にあった硬質ウレタンフォームの断熱材に着火したものです。
工事現場では、溶接や溶断作業による火花の飛散又は作業員等の喫煙の不始末、さらには、夜間施錠されていない工事現場に放火されるなどが原因となって火災が発生しています。これらのことを踏まえて、工事中の防火管理を徹底し、出火防止に努めましょう。
『工事中の防火管理』
溶接、溶断時
- 周囲を不燃性シート等で遮へい、可燃物の除去および消火器等の準備
- 可燃性物品や危険物等の近くでの火気使用の禁止
- 溶接等の作業場周辺の点検や作業中の監視
喫煙管理
- 喫煙時の注意事項を守らせる
放火防止
- 工事資器材等の整理整頓と工事現場の定期的な巡回
- 夜間等の立入禁止と出入口の施錠、出入者のチェック
延焼拡大防止
- 避難通路となるところに資材等を放置しない
- 防火戸や防火シャッターの閉鎖障害となる場所に物品を置かない
【日本ウレタン工業協会のHPリンク先】
『注意喚起リーフレット ポリウレタン現場施工「火災を防ごう」』
http://www.urethane-jp.org/manual/pdf/0822_uretankasai%20posuta-.pdf
『Q&A 硬質ウレタンフォーム 火災における現象』
http://www.urethane-jp.org/qa/kasai_koushitsu/phenomenon/
ご不明な点があれば下記までお問い合わせください
志太消防本部 予防課 TEL:054-623-0119