令和7年度 緊急消防援助隊静岡県大隊訓練を実施
更新日:2025年10月15日
静岡県内16消防本部が一堂に会し、緊急消防援助隊静岡県大隊訓練を実施しました。本訓練では、新設された安全管理部隊と救急特別編成部隊の実践的運用、さらに女性職員の派遣を想定した後方支援体制の確認を重点的に行い、大規模災害時における効果的かつ円滑な部隊運用体制の構築を図りました。
訓練概要
■実施日時・場所
日時:令和7年10月14日
場所:静岡市消防局「消防ひろば」
■緊急消防援助隊とは
普段は、皆さんの住む市町村を守る消防士・・・・・・
しかし、大規模災害や特殊災害が発生した場合は、被災地の消防機関では対処できないことがあります。
そんなとき、被災地からの要請を受け、各都道府県の消防本部や航空隊が、空から陸から応援に駆けつけます。
この応援部隊こそが、「緊急消防援助隊」なのです。
■安全管理部隊
安全管理部隊は、活動現場を俯瞰的に監視し、二次災害の防止を図るとともに、隊員の活動時間管理による疲労管理や健康面も管理することを主な役割とする新設部隊です。
■救急特別編成部隊
救急特別編成部隊は、病院の機能亡失等により局所的に傷病者が多数発生した場合、被災市町村に出動している他の都道府県大隊からの救急小隊の応援を受けて編成する部隊です。明確な指揮命令系統を確立し、迅速な対応及び効率的な運用を行うことを目的としています。