警防活動基準策定に係る報告会
更新日:2025年10月10日
■ 「警防活動基準」を策定
志太消防本部では、全国の消防本部で発生している活動中の重大事故を貴重な教訓として、「隊員の安全確保」と「現場での判断基準の統一」を目的とした「警防活動基準」を新たに策定しました。
この基準は、事故の未然防止を図りながら、市民の生命・財産を守る消防活動の質をさらに高めていきます。
■ 組織目標、行動五箇条
志太消防本部では「安全を最優先する警防体制の確立」を組織目標に掲げ、以下の行動五箇条を定めました。
1. 市民、職員の命を守ること
2. 安全を管理すること
3. シンプルであること
4. 互いの意思をリスペクトすること
5. 絶対に諦めないこと
■ 現場の声を反映した基準
組織体制は、次長を委員長とする11名の委員会と、各所属から選出された小隊長級の職員24名による作業部会で構成されました。この基準は、作業部会を中心に作業を進め、報告会では作業部会員から警防活動基準について詳細な説明がありました。この基準には、現場活動における具体的な安全確保の方法、指揮命令系統などの内容が盛り込まれています。
現場経験を持つ職員の知見を集約することで、実効性の高い基準となりました。
【検討委員会 委員長(消防次長)による組織目標と行動五箇条の説明】
【作業部会員による各章の説明】