医師と連携確認 多数傷病者対応合同訓練
更新日:2025年2月19日
2025年2月3日(月)焼津市総合グランド第一駐車場にて多数傷病者対応合同訓練を実施しました。
訓練は藤枝市立総合病院の医師、看護師も参加し総勢80名と実災害を想定した訓練となりました。
訓練内容は暴走する車が、野球観戦に来ていた大勢の人をはね、駐車車両に衝突し大破、多数の要救助者が発生したという事案を想定、通報者がライブ119を使用し現場状況を活動隊が確認、ドクターヘリや応援協定により救急車増隊も考慮した活動を実施しました。
現場には20名以上の要救助者が倒れており、暴走した車両は横転し車内や車外にも患者が発生していると非常に困難を強いられる想定でした。
先着した指揮隊を中心に救急隊はトリアージ、救助隊は救助活動、消防隊は火災危険の排除やエアーテントを立ち上げ、重症度、緊急度が高い患者の搬送を実施しました。
テント内では医師、看護師により点滴処置や胸腔穿刺など高度な処置を行い、患者の状態に合わせて優先順位を決めてもらうなど連携が図れた訓練になりました。
近年、思いもよらない事案が多数発生していますが、発生した災害に対しては迅速に対応出来るよう、日々訓練を重ね備えてまいります。

訓練には医師も参加

車両から救出を行う救助隊員

医師と連携を確認する救急隊員