他県での火災を受け 消火設備の操作方法を確認
更新日:2024年7月23日
2024年7月20日(土曜日)、志太消防本部では、焼津市内の工場の消防訓練に立会い、訓練指導を行いました。
この訓練は、今月岩手県の工場で発生した火災を受け、同様の事業を行っている事業所側が、即時対応として訓練を計画し実施したものです。
消火訓練では、水消火器による消火器使用方法の確認と、屋外消火栓設備による放水訓練を実施し、従業員の方々が放水方法や放水時の反動などを確認していました。
2017年に埼玉県で発生した倉庫火災では、屋外消火栓設備のポンプ起動ボタンが押されず、有効な放水量が得られなかったことから、教訓として屋内消火栓設備や屋外消火栓設備を使用した実際の放水訓練は大変有効な訓練とされています。
また、従業員の方々は、煙体験ハウスを使用し、煙は上に行くため濃煙の中を低い姿勢で避難することを意識し、煙の怖さを体験しました。
各事業所に設置されている消火器、屋内(屋外)消火栓設備、自動火災報知設備、避難器具などの消防用設備等の場所や使用方法を今一度確認いただき、有事の際に活用できるよう訓練や教育の継続をお願いします。