特殊災害(C災害)対応合同訓練を実施しました。
更新日:2018年2月19日
平成29年9月25日(月曜日)に特殊災害(C災害)対応合同訓練を実施しました。
焼津市営野球場にて、イベント開催中に3塁側内野スタンドに何者かが化学薬品を使用したことによりイベント参加者が多数負傷したという訓練想定で実施しました。
特殊災害に対する消防活動は、一般災害に対する消防活動の経験の積み重ねだけでは対応困難であり、特殊な物質の性状及び環境並びに対応方法を理解しなければ、被害の早期収束はおろか消防職員の二次災害の危険性も発生することとなります。
そのため、特殊災害に対する意識を高め、対応方法を熟知し、訓練を通じて研鑽することで消防活動に反映できるようにすることを目的に、藤枝・焼津両消防署から高度救助隊など10台60名が参加し、各隊が連携し、広報活動、警戒区域の設定、通報者からの情報収集及び除染、ゾーニングの設定、不審物の検知、負傷者の救出救護及び除染活動を実施しました。
指揮本部に各分隊長集結させて、活動方針を伝達。 除染所(乾的除染所・水的除染所)を設営。
不審物の検知活動
負傷者救出活動
負傷者を救助隊から除染隊へ引き継ぎ、乾的除染活動
水的除染が必要な負傷者を除染テントを使用して除染活動
救急隊が除染完了後救護所にて救護活動
今後も、訓練を通して各種災害に備えた体制強化と隊員の見識を深めることにより、被害の拡大防止に努め、住民へのサービス向上に努めていきます。