中学生が職場体験
更新日:2024年5月29日
3名の若き消防士たちが藤枝消防署南分署に集結しました。
彼らは藤枝市内中学校の生徒で2024年5月8日(水曜日)から10日(金曜日)までの3日間職場体験に臨みました。
初日は、消防車両の資機材点検から始まり、訓練礼式(整列・敬礼)を行ない、消防士としての基本の動作を学びました。
午後は、目標物に向けて放水訓練を実施しました。
普段感じたことのない水圧と迫力を受けホースを握る力も強くなります。
2日目は、普通救命講習を受講しAEDの使用方法や心肺蘇生法について学び資格を取得しました。
午後の救助活動訓練では、実際にチェーンソーやスプレッターを使用し丸太の切断を実施したり、ロープを使用した基本結索を行ない、苦戦しながらも必死に取り組んでいました。
最終日は、消防士に必要な体力を鍛え上げるため体力錬成からスタートしました。
総重量20キロを超える装備を身にまとい懸命に走りこみます。
お昼の時間には、大規模災害時に備え職員と共にカレーの炊事体験を行ないました。
お腹いっぱいになったところで、午後の訓練は救急活動訓練になります。
救急資機材の取り扱いや主に交通事故などで使用するバックボードと呼ばれる資機材で全身を固定する体験も行いました。
3日間の職場体験は、普段の学校生活の中では経験出来ない貴重な時間であったと思います。
社会にある数多くの仕事の中から消防士という職を体験できたことは今後の人生において何か繋がるものがあれば良いと願っております。