静岡県消防学校専科教育救助科学生が『震災時対応訓練』を実施しました。

　平成29年10月19日（木曜日）、静岡県消防学校専科教育救助科第34期の学生43名が藤枝消防署及びがれき救助訓練施設にて、志太消防本部高度救助隊員の支援のもと『震災時対応訓練』を実施しました。

　この訓練は

1. 狭隘空間における救助技術の習得
2. 震災時における安全管理、初動活動及び人命検索方法の取得
3. 土砂流出による埋没者救出方法の取得 

を目的としています。 

　午前は震災時における救出要領及び安全管理についての座学後、訓練センター等で進入隊員による報告要領及び管理ボード作成要領、要救助者へのパッキング・バックボード縛着・搬送方法、午後はがれき訓練施設にて各内容のもと想定訓練を実施しました。

訓練内容

座学

災害時における救出要領・安全管理　

実技

進入隊員による報告要領及び管理ボード作成要領

要救助者へのパッキング・バックボード縛着・搬送方法

想定訓練

　志太消防本部の高度救助隊は、平成27年3月に発隊し、多種多様な災害への対応能力を高めるため、がれき救助訓練施設を作りました。この訓練施設では、土砂災害対応訓練や倒壊家屋からの救出訓練を行うことができます。今年は、救助科第34期の学生43名を受け入れ、この訓練施設にて教育支援を行いました。静岡県内16消防本部から選出された学生達は、真剣な眼差しで訓練に取り組んでおり、それを見た当隊員も刺激を受けました。

　これからも日々訓練を積み重ねレベルアップを図っていきます。