後世に残す重要文化財
更新日:2024年1月30日
2024年1月25日(木曜日)、文化財防火デーに伴う消防訓練を焼津市飯淵にある長徳寺で実施しました。
長徳寺には焼津市指定の重要文化財「不動明王立像」、「格天井の絵」があります。
文化財防火デーは、1949年1月26日に日本最古の壁画が描かれた奈良法隆寺金堂が火災により焼失したことをきっかけに、文化財を火災及び震災等から守るとともに文化財愛護思想の普及高揚を図る目的で、1955年に文化庁及び消防庁が制定しました。
訓練は、「本堂に繋がる来客室より出火」という想定で行い、住職及び関係者が火災を発見し、119番通報、初期消火、避難、文化財の搬送の流れを確認しました。
その後、大井川分署隊と焼津市消防団第18分団の消防団員が連携し本堂への放水を実施し、火災を鎮圧したということで訓練は終了しました。
今後も地域住民、消防団、消防署が連携を図り、文化財を火災から守るために訓練を実施していきます。