天カスによる自然発火に注意
更新日:2022年9月15日
天ぷらなどの揚げ物のかす、通称「天かす」が火災の原因になることをご存じですか?
熱をもった「天かす」の油分は空気中の酸素に触れると発熱する性質があり、熱をもったままの「天かす」を山積みすると、余熱で酸化反応が進み、発熱量が増大することで「天かす」自体が燃えだすことがあります。これを自然発火と言います。
飲食店だけの話ではなく、ご家庭でも熱をもったままの「天かす」を袋に入れたり、ごみ箱に入れて蓋をするなど通気性の良くない状態で放置すると、熱がこもって温度が上昇し、自然発火に至ることがあります。
天かすによる自然発火を防止するために
- 大量に一箇所に集めない。
- 熱がこもるような容器を使用しない。
- 平たく置くなど、熱がこもりにくい方法で処理する。
- 捨てる際には十分に冷えていることを確認する。