住宅防火・防災キャンペーン
更新日:2023年8月17日
住宅火災による死者のうち、約7割が65歳以上の高齢者です。このため総務省消防庁では、高齢者の被害低減を目的に住宅用火災警報器や住宅用消火器、防炎品等を高齢者に送ることなどを広く国民に呼びかける「住宅防火・防災キャンペーン」を9月1日から9月21日に実施します。
大切な"おじいちゃん"や"おばあちゃん"が火災の被害に遭わないように、今年の「老人の日・敬老の日」は防炎品等をプレゼントし、身近な防火対策を考える日にしてみませんか?
高齢者を住宅火災から守るために
早く知る
火災を早期に発見するために、火災予防条例で寝室や階段等に「住宅用火災警報器」を設置することが義務付けられています。この「住宅用火災警報器」は、電池の寿命が約10年とされており、また、経年劣化により故障する可能性も考えられることから、年に2回程の定期的な点検が必要となります。是非この機会に「住宅用火災警報器」の点検を行い、異常がある場合は交換してあげましょう。
早く消す
火災が発生したときに消火器で初期消火を行うことは、被害を最小限に食い止めるためにも非常に重要です。「消火器」や「エアゾール式簡易消火具」といった器具を備えておくことをお薦めします。
火を拡大させない
火災による死者を減らすために、枕・布団などの寝具やパジャマ・エプロンといった衣類に燃えにくく作られた「防炎品」を使用することをお薦めしています。またカーテンやじゅうたんなども「防炎品」を使用することで、万が一火災が発生しても、急激に火炎が拡大するのを防ぐことができ、大変有効です。
住宅火災 いのちを守る 10のポイント
住宅における出火防止対策として「住宅火災 いのちを守る 10のポイント(4つの習慣6つの対策)」をご紹介します。住宅火災からいのちを守るために、今一度確認してみましょう。