だまされないで。消防関係製品の悪質な訪問販売・詐欺に注意
更新日:2023年8月17日
消防設備の点検に際し、悪質業者にご注意ください
突然家や事業所に訪問し、消防用設備の点検・販売・リースの内容を十分に説明せず、強引に作業を行い、料金を請求される被害が発生しています。被害事例としてスーパー、工場、マンション等消火器の設置本数が多い建物に被害が集中しているため注意してください。
発生した事例
他市の工場で発生した事例を紹介します。
消防設備業者が電話で「明日、消火器の点検のため訪問させてもらう」との連絡があり、事務員が対応しました。
翌日、消防設備業者が訪問し、点検のため消火器11本を持ち帰るとのことで、事務員が契約業者と思い込み契約書にサインをしました。
その後、約6万円の請求書を渡され事務員が受領し、数日後に料金を支払わない場合、消火器を処分すると伝えられました。
不適切な点検訪問業者の特徴
- 立入検査と言って訪問し、消火器の点検をする。
- 消防署の許可を取って点検しているように言う。
- 通常契約している点検業者を装って点検をする。
- 外部から見ただけで、点検したと言って請求する。
-
事前に十分な説明をせずに、契約書のような書類にサインや押印を求める。
被害にあわないための対処法
- 消火器の点検依頼があっても、不審な時はその場ではっきり断るようにしましょう。
- 点検料の見積もりを取りましょう。
- 契約書のような書類にサインや押印を求められても、すぐにせず、書類の内容を十分に確認しましょう。
- 不審な点や納得できない時がある時は押印やサインをしないようにしましょう。