令和4年 春季全国火災予防運動
2021年度全国統一防火標語
「おうち時間 家族で点検 火の始末」
令和4年春季全国火災予防運動ポスター
以下のポスターを管内の事業所や公共施設などに依頼し、掲示していただいております。
一般財団法人 日本防火危機管理促進協会(データ提供元)
令和4年春季全国火災予防運動について
2022年3月1日(火曜日)から7日(月曜日)までの7日間、令和4年春季全国火災予防運動が実施されます。
火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防意識の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的に、志太消防本部では、様々な形で火災予防を皆様へお伝えします。
今年も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ティッシュやリーフレットなどの配布による接触型の広報は控え、メディアや広報機器を用いた広報を充実させ実施します。
志太消防本部の取り組みの一例
- 管内事業所の協力による電光掲示板へ啓発文の掲示
- 藤枝、焼津市内自主運行バスの車内広告
- 夕方や夜間を含むスマホを活用した消防車両による広報
- 火災予防のぼり旗による啓発
- 職員などによる街頭広報
- 広報誌による啓発
- その他各消防署で広く啓発活動を展開
住宅用火災警報器の維持管理
住宅用火災警報器が未設置のお宅は、自分の命や周りの人の命を守るために設置をしてください。
藤枝市・焼津市では、新築住宅は2006年6月から、既存住宅は2009年6月から住宅用火災警報器の設置が義務付けられており、一昨年の6月で既存住宅も設置義務が生じてから10年が経過しています。
設置済みのお宅でも、下記を参考に維持管理を行ってください。
定期的な作動確認
住宅用火災警報器の電池の寿命は約10年と言われています。
点検ボタンを押すか点検ひもを引っ張り、定期的に作動確認をしましょう。
古くなったら交換
火災警報以外の音が鳴った場合、電池切れか故障ですので、警報器本体を交換しましょう。
電池切れか故障か分からないときは取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせてください。
なお、電池切れと判明した警報器が設置から10年以上経過している場合は、本体の劣化により火災を感知しないことが考えられるため、本体の交換を推奨しています。
住宅防火いのちを守る10のポイント ~4つの習慣・6つの対策~
4つの習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
地震、台風等の自然災害等における火災対策
地震や台風などの自然災害による停電発生時に懸念される通電火災を含む火災対策などについて、以下のページから動画やチェックリストを確認することできます。
我が家の火災予防チェック
令和2年の全国の総出火件数は34,691件でした。そのうち10,564件(約30%)が住宅火災でした。また、住宅火災による死者数は(放火自殺等を除く。)は899人であり、そのうち65歳以上の高齢者は645人(約70%)でした。
住宅火災の予防は、各家庭による防火対策が必要です。下記のチェックリストを参考に、「おうち時間」を利用して「家族で点検」してみてください。