助かる命を助けるために 大規模災害時の活動を確認
更新日:2021年12月16日
2021年12月10日(金曜日)から12日(日曜日)までの3日間、志太消防本部では、突発地震を想定し、警防本部システム運用マニュアルに基づき、操作方法の確認と指揮本部運用訓練を実施しました。
この訓練では、発災からサイレントタイムを30分間に設定し、指揮本部は通報に対しトリアージを実施して、各隊へ出動指令を行い、車両動態は地図上の模型で示し管理しました。
大規模災害時には、通常時と比べ多くの119番通報が想定されるため、複数の通報内容から緊急度を判定し、火災や人命危険が高い事案などへ優先して消防車や救急車を出動させるものです。

災害のトリアージ(右奥)と出動車両の管理(手前)を行う指揮本部の様子
限られた人員や車両の中で、すべての事案に対し通常時のようにすぐに対応することが困難な状態が想定されるため、今後も訓練を継続し、対応能力の向上に努めていきます。
被害の拡大防止や1人でも多くの命を救うためにも、市民の皆様にもご理解の程よろしくお願いします。