注意 電子レンジから出火
更新日:2023年8月17日
電子レンジ火災
9月9日未明、北海道でアパート火災がありました。原因は調査中ですが、「電子レンジが爆発した」と通報が入ったようです。
令和元年は電子レンジを含む電気機器を起因とする火災が全国で1,633件発生しています。下記のことに注意して火災予防に努めましょう。
電子レンジ火災の原因
- 電子レンジの庫内で発生した火災の半数が食品の加熱し過ぎによるもの。
- 調理不可の包装や、使用できない素材の容器を加熱したもの。
- ドアの隙間に付着した食品かすが炭化し、スパークが発生したもの。
電子レンジ火災を防ぐ心得
- 食材の長時間加熱はしない。
- 取扱説明書で加熱時間等を確認する。
- 調理中はその場を離れずに、食品の様子を見ながら加熱する。
- 電子レンジの周囲には、可燃物を置かない。
- 冷凍食品等は、包装の表示を確認してから加熱する。
- 食材に対応した専用容器を使用する。
- 日頃からこまめに手入れを行い、汚れたまま使用しない。
火災が発生したら
対応
- 扉を開けずに電源を遮断する。
- 扉を閉めたまま、煙や火が収まるのを待つ。
- 消火器具を準備する。
- 万が一火災が発生した場合は119番通報する。
注意事項
- 慌てて扉を開くと、酸素が急激に流入し炎の勢いが増すおそれがあるので絶対に扉は閉めておく。
- ドアのガラスは高温になっているため、水をかけるとガラスが割れて怪我をするおそれがあります。
参考資料