山火事と戦う 静岡県消防防災航空隊との合同訓練実施
更新日:2021年9月7日
志太消防本部では、2021年8月30日(月曜日)に、焼津市の浜当目海岸において、静岡県消防防災航空隊と山火事が発生した場合を想定した合同訓練を実施しました。
鎮火に至るまで約3週間を要した山林火災
2021年2月に、栃木県足利市において発生した山林火災は、乾燥や強風などの環境も重なり、鎮火に至るまで約3週間を要し、複数の地区に避難勧告が発令されました。
当本部の管轄においても、様々な山林を有し、山林火災の被害を最小限に留めるためには、火災の初期段階での消火活動や関係機関との連携が重要となります。
山火事と戦うための合同訓練
山林火災が発生した場合、静岡県消防防災航空隊と連携し、地上での消火活動と並行して、防災ヘリによる空中からの消火活動を実施します。
空中からの散水後、地上にて消防車から給水、空中からの散水と繰り返しの活動となりますが、連携に乱れが生じると、十分な効果が得られません。
そこで、実際に静岡県消防防災航空隊と合同で、防災ヘリによる散水、消防車による給水活動を繰り返す反復訓練を実施しました。
緊急事態宣言が発令されても火災は減らない
新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発令されましたが、火災は減っていません。
今後も、志太消防本部では感染防止対策を徹底しつつ、有事に備えた訓練を積み重ねていきます。