注意しよう 在宅酸素療法中の火災
更新日:2023年8月17日
在宅酸素療法中の火気使用による火災が発生しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増えています。
これに伴い、在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置等(酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベ)の使用中に、喫煙等火気使用が原因と考えられる火災が発生しているため、下記のことに注意しましょう。
酸素吸入中は絶対にたばこを吸わない
特に、喫煙に関連した火災事例が多く発生しています。
患者はもちろんその周りの人も注意しましょう。
装置の使用中は、周囲2m以内に火気を置かないでください。
ストーブ、カセットコンロ等の火気を置かないようにしましょう。
チューブや衣類等に引火し、重度の火傷や住宅火災の原因となります。
火気の取扱いに注意し、装置を取扱説明書どおりに正しく使用すれば、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入してください。
参考資料