夏への備え 暑熱順化トレーニング
更新日:2021年6月28日
消防隊員の熱中症対策として…公務災害防止!
暑熱順化トレーニング実施中!
志太消防本部では、気温が高くなる夏場に備え、職員が暑さに順応し、円滑な消防活動を行うための「暑熱順化トレーニング」として、まず熱中症のメカニズム・熱中症の応急処置方法の座学を行い、公務災害を起こさないため訓練実施前に暑熱順化トレーニングの目的や熱中症になった場合の対応について再確認した上で、消防訓練・体力・筋力トレーニング等を実施しています。
この訓練では、夏場の厳しい災害現場活動で熱中症の発生を未然に防ぎ、公務災害を起こさないように、効率よく正確な状況判断ができる知識・技術・体力の向上を目的としています。
また、暑熱順化の効果や個人の体調管理のため、訓練実施前と実施後に体温・血圧・血中、酸素、濃度・心拍数の測定を行っています。
過酷な災害現場でも市民の安全を守るために、日々訓練を実施しています。
※暑熱順化(しょねつじゅんか)とは、徐々に体を暑さに順応させることを言います。