救命率向上へ ラピッドレスポンスカー実証実験
更新日:2021年11月1日
藤枝市立総合病院と協定を締結
令和3年11月1日(月)、志太広域事務組合と藤枝市立総合病院との間において、ラピッドレスポンスカーの運用に関する協定が締結されました。
この協定締結により、11月8日(月)から救急現場に当本部救急隊のほかに藤枝市立総合病院のスタッフ(医師、看護師、救急救命士)も派遣されることがあります。
119番通報された場所によっては、当本部の救急隊より藤枝市立総合病院のスタッフの方が早く到着します。
目的
ラピッドレスポンスカーは、救命処置等の必要な患者が発生した現場へ医師を派遣することで早期に医療行為を行い、地域住民の救命率の向上及び社会復帰の向上を目指します。
ラピッドレスポンスカー(ラピッドカー)とは
医師が救急現場へ直行し、早期に治療を開始することができるシステムです。
119番通報があった救急患者のうち、緊急度や重症度が高いと判断された事案に対し、救急車を出動させるとともに当本部情報指令課から藤枝市立総合病院救命救急センターへ情報提供します。
医師の派遣が可能であればラピッドレスポンスカーを救急現場へ出動していただき、病院へ搬送するよりも早く医療開始することができます。
運用について
- 運用開始日 令和3年11月8日(月)
- 運用時間 平日 午前8時30分から午後5時00分まで
- 出動範囲 藤枝市・焼津市(志太消防本部管内)